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風俗作家・吉岡優一郎が見た、女性が風俗で働くその理由5 いきがい編

2016年11月29日 13:00
みなさんこんにちは。風俗作家の吉岡優一郎です。
ボクは風俗作家として全国を旅しながら、のべ300名を超える風俗嬢の方々から身の上に起きた様々なお話を伺ってきました。
このコラムでは彼女たちが人生の岐路で、なぜ風俗で働くという選択を行なったのかについて、お話をまとめてお伝えしたいと思います。


風俗で働くその理由、これまでご紹介してきた女の子たちの様々な理由は、【必要なお金を工面するため】という共通点がありました。
一般的に女性が風俗で働く理由はお金であり、『なんのために必要のお金なのか!?』を焦点にお届けしてきました。


今回は女性が風俗で働く理由…その例外とも言える、お金以外のところにその理由があって、プライドを持って風俗で働いている女性をご紹介したいと思います。


「私が風俗で働き始めた理由は、主人とのセックスレスです。
子供の手が離れてそろそろ2人目がほしいと思って、主人に『セックスしよう』って言ったんです。
でも主人はHに全然関心がない人で、『もう子供は欲しくないし、べつにしなくてもいいんじゃない?』って言ったんです。
でもそれとこれとは話が違う部分もあるじゃないですか。その挙句に『そんなにしたきゃ外でしてこい』って…。
売り言葉に買い言葉じゃないけど、それにキレて出会い系サイトを探すなかで、偶然に最初にお勤めした人妻系デリヘルをみつけて、そこで風俗嬢として働き始めたんです。


でもやってみるとお仕事が楽しくて、とてもやりがいがありますね。できることなら生涯、風俗嬢として働きたいなと思っています。
たとえ70歳、80歳を過ぎたとしても現役でいたいですね。」
(大阪デリヘル嬢・みう)


彼女に限らず、ご主人とのセックスレスが要因で風俗入りする女性を見かけます。
肉食系夫人と草食系のご主人。男性の草食化が指摘される中で、こういったケースが今後増えてくるのかもしれません。


「私は小学校の頃の作文に『将来はAV女優になりたい』って書いて、先生にこっぴどく怒られたことがあるんです(笑) それくらいアダルトな世界に興味があったんです。
ほら、私が子供の頃に飯島愛ちゃんとかがテレビに出てたから、華やかな世界だと感じてたんでしょうね。
もうかなりの期間ソープ嬢をしていますけど、すごくやり甲斐を感じています。もっともっとスキルアップしたくて、いろんな先生の講習やセミナーも受講しているんです。
今は横浜のソープにいますけど、最後は吉原で高齢の泡姫が在籍している有名な某店で働いてから辞めたいですね。(笑)」
(横浜ソープ嬢・ひなた)


『憧れの職業はなんですか?』 子どもたちにアンケートを取ったところ、なんとキャバクラがその上位にランクインしているそうです。
そう考えると子供の頃から華やかさを求めて心の中で、夜の世界へ憧れを感じている女の子たちもかなりいるのかもしれません。


今回ご紹介したおふたりは、『仕事として取り組んでいる以上は結果としてお金を稼ぐことは重要』と考えているものの、仕事自体はお金のためにやっているのではないという共通点があります。
『風俗嬢としてのプライド』を大事にして、接客や技術に対し向上心を持ち、お仕事を楽しみ、生涯現役でいたいと望んでいます。真剣に一生懸命取り組んでいれば、お金はいずれついてくる。


でも、『お金お金』とお金ばかりを追いかけている女性よりも、『お金は二の次で結果としてついてくれば良い』とのスタンスの女性の方が、実は稼いでいる傾向がある点に、正直ボクは『皮肉なものだ』と感じます。

この記事の著者:吉岡優一郎

1964年2月23日生まれ ノンフィクション作家。PHPプログラマー。1996年より20年にわたり風俗業界に関わっている。
風俗情報ネットラジオ番組『フーゾクリンクラジオ』を2002年にスタート。
その縁でインターネットラジオ局『レディオ与一』『淫らなラジオ 淫らじ』を設立し、両局で局長を務める。
著書に『風俗嬢のホンネ』『もっと風俗嬢のホンネ』『風俗嬢たちのリアル』『ベテラン風俗ライターが明かすフーゾク業界のぶっちゃけ話』『ワケありな風俗嬢たち』(いずれも彩図社)がある。
ミリオン出版『俺の旅』、Webマガジン『FenixZine』などで連載記事を執筆中。
おもにインタビュアーとして活躍の傍ら、体験取材や旅行記、風俗店アドバイザーとしても実績がある。
 

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