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風俗作家・吉岡優一郎が見た、女性が風俗で働くその理由6 興味編

2016年12月27日 11:58
みなさんこんにちは。風俗作家の吉岡優一郎です。
ボクは風俗作家として全国を旅しながら、のべ300名を超える風俗嬢の方々から身の上に起きた様々なお話を伺ってきました。
このコラムでは彼女たちが人生の岐路で、なぜ風俗で働くという選択を行なったのかについて、お話をまとめてお伝えしたいと思います。

風俗で働くその理由、前回は風俗で働いている女の子が自身の生きがいとして風俗で働いている事例をご紹介しました。
今回はこのシリーズの最終回として、興味を持って働き始めた女の子のお話をご紹介したいと思います。

「風俗に入ったきっかけは、『ずっと興味があった』ということですね。
中学生の頃に父が買ってきていた週刊誌が居間のこたつの上に置いてあって、なんとなく開いてみたんです。
そしたらたまたま開いたページが風俗の特集記事で、デリヘルとかソープランドとかいっぱい載ってて、最初はなにがなんだか解らなかったけど、読み進めていくうちに『こういうお仕事ってあるんだ』ということが理解できたんですね。
それからというもの頭の中が悶々としてしまって、兄の留守中にパソコン開いて【風俗】で検索して、そしたら情報が出るわ出るわの状態で、しっかり耳年増になってしまいました。
そこから風俗という業界に本格的に興味を持つようになり、『ソープランドとヘルスではどう違うのか…』を調べたりとか。(笑)
大学に進学すると同時にデリヘルを始めて10年も経ちました。
大学時代もお小遣いには困ってなかったし、今も昼職で手取り23万稼いでるので、風俗で得られるお金には全く期待していないんですよね。
それよりも『お仕事が楽しけりゃいいや』って感じで働いています。
週2日限定で夜4時間づつ。これくらいが周囲にバレずに働くにはいいペースだと思うし、仕事が嫌にならない限りは続けたいですね」
(神戸デリヘル嬢・ルミ)

お金には一切困ってないけど興味があるから働いている風俗嬢というのは、絶対数はかなり少ないものの一定数は必ずいます。
また何らかの事情で風俗を始めたものの、働く中で興味を深めていく女性も少なくありません。


「大学1年の夏休みに、早々にグァム旅行に出かけてしまってお小遣いが尽きてしまったんです。
それで『とりあえず10万円だけ稼いだら辞めよう』と思ってデリヘルで働き始めたんです。
10万は最初の数日ですぐに稼げたんですけど、お仕事を始めてすぐくらいにお客さんとのプレイでけっこう本気で感じたんですよ。
全然知らないお客さんと絡むたびにすごい感じるのは自分でも意外で、私って誰とでも本気で絡めるんだなって思いましたね。
今はお客さんとからむのが本当に楽しみです」
(渋谷デリヘル嬢・リコ)

プレイ中の快感を理由に風俗嬢を続けているという声は、ボクのこれまでの取材活動の中でも実際に数度女の子から聞きました。
『私はお客さん相手に感じたことはない』と語る女の子も少なくない中で、1人1人の女性の価値観や志向、そして感覚がこれほどまで様々で広がりがある点に、ボクが興味を深めています。


今後の女の子へのインタビューに於いて、また興味深い『風俗ではたらくその理由』をお訊きする機会がありましたら、またこのコラムでご紹介したいと思います。

この記事の著者:吉岡優一郎

1964年2月23日生まれ ノンフィクション作家。PHPプログラマー。1996年より20年にわたり風俗業界に関わっている。
風俗情報ネットラジオ番組『フーゾクリンクラジオ』を2002年にスタート。
その縁でインターネットラジオ局『レディオ与一』『淫らなラジオ 淫らじ』を設立し、両局で局長を務める。
著書に『風俗嬢のホンネ』『もっと風俗嬢のホンネ』『風俗嬢たちのリアル』『ベテラン風俗ライターが明かすフーゾク業界のぶっちゃけ話』『ワケありな風俗嬢たち』(いずれも彩図社)がある。
ミリオン出版『俺の旅』、Webマガジン『FenixZine』などで連載記事を執筆中。
おもにインタビュアーとして活躍の傍ら、体験取材や旅行記、風俗店アドバイザーとしても実績がある。
 

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