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風俗初めて物語3 ソープランド編

2016年06月22日 13:00
みなさんこんにちは。風俗作家の吉岡優一郎です。
よるともネットの読者のみなさんは風俗へよく遊ばれていることだと思いますが、ソープランドは利用されていますか?
ボクは先日、10年ぶりにソープランドへ行ってきました。
『風俗の王道』ともいうべきソープランドは至れり尽くせりで、まさに『究極の風俗』とも呼べるジャンルのひとつだと思います。
ボクが遊んだ店は神戸福原の人気店でしたが、久しぶりのソープランドを堪能することができました。
 
さて、そんなソープランドは一般には、吉原など全国各地に存在した『赤線・青線』と呼ばれる旧遊郭が、売春防止法の施行とともにソープランドへ移行したと思われていますが、実はソープランドはそれより以前から存在していたのです。
 
ソープランドの第一号が誕生したのは昭和26年のこと。
その場所も今では考えられない東京を代表する一等地『銀座』の『東京温泉』で、館内に施設された『トルコ風呂』が元祖でした。
トルコ風呂は中東の公衆浴場文化である『ハンマーム』をヒントとして生まれたもので、従事する女性が着衣のままで、男性入浴客の体を流したりアカスリをしたりといった入浴介助を行なう施設として運営され、当時は風俗的な施設ではありませんでした。
現在のソープランドの法的な位置づけが『女性が客の介助をする入浴施設』であるのも、その当時からの名残であると言えるでしょう。
 
ちなみに本場中東のハンマームではトルコ風呂のような男性客に女性の垢すり師が付くことはなく、男性客には男性の垢すり師が、女性客には女性の垢すり師が入浴の介助を行なっています。
そのため日本のような風俗的な意味合いを持つ施設に進化することはありませんでした。
日本のトルコ風呂が風俗的な進化を遂げたのは昭和33年の売防法施行に伴う遊郭廃止以降のことで、昭和41年には風俗営業法の指定を受けます。
 
トルコ風呂という名称は昭和59年まで続きましたが、トルコ人留学生であったヌスレット・サンジャクリ氏が、風俗の業種に母国の国名がつけられていることに対し厚生省(現・厚生労働省)に抗議し、それを受けて東京都特殊浴場協会が公募を行ない『ソープランド』の名称が付けられました。
この時に各地方の店舗・組合や週刊誌などが独自の名称を使用した時期もあったため、『湯房』、『ロマンス風呂』、『浮世風呂』などの名称が併存した時期もありましたが、その後次第にソープランドの名称に統一されていきました。
 
今も風俗の王道として君臨するソープランド
みなさんもぜひぜひソープランドを堪能しませんか?
 

この記事の著者:吉岡優一郎

1964年2月23日生まれ ノンフィクション作家。PHPプログラマー。1996年より20年にわたり風俗業界に関わっている。
風俗情報ネットラジオ番組『フーゾクリンクラジオ』を2002年にスタート。
その縁でインターネットラジオ局『レディオ与一』『淫らなラジオ 淫らじ』を設立し、両局で局長を務める。
著書に『風俗嬢のホンネ』『もっと風俗嬢のホンネ』『風俗嬢たちのリアル』『ベテラン風俗ライターが明かすフーゾク業界のぶっちゃけ話』『ワケありな風俗嬢たち』(いずれも彩図社)がある。
ミリオン出版『俺の旅』、Webマガジン『FenixZine』などで連載記事を執筆中。
おもにインタビュアーとして活躍の傍ら、体験取材や旅行記、風俗店アドバイザーとしても実績がある。
 

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