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風俗客インタビュー「youは何しに風俗へ? 」じゃんぽけ編第1回

2016年08月09日 14:00

よるともネットZOKU報でおなじみの風俗系ノンフィクション作家の吉岡優一郎です。

今回、よるともネットで風俗客の方々へのインタビュー記事を連載させて頂くことになりました。

よるともネットをご利用いただいている皆さんと交流を持ちながら、お客さんの立場から風俗店や風俗嬢、風俗店スタッフ、そして風俗業界に対して、何を求めているのかを追求し、風俗業界全体が良くなっていくきっかけになればいいなと思っています。


さて時は2016年3月31日、ボクは新千歳空港に降り立った。

関西国際空港を発つ前は20度近く汗ばむ気温に、1枚多く羽織っていたことを後悔していたが、飛行機を降り立ってみると『ゾクっ』と肌寒い。

この寒さでボクは実際に北海道という北の大地までやってきたことを実感した。

岡山という西の地方に住むボクにとって、北海道という地は未知の地方。「そういう土地もあるんだ」くらいにしか認識していなかった。

しかし関空を飛び立ってわずか2時間のフライトでこの地まで到達できてしまったことに、『日本という国は案外狭い国だ』と感じていた。


ボクが岡山から札幌の地までやってきたのは、ある人物に会うためである。

風俗客の立場から自身の風俗体験を赤裸々に独白したブログを運営し、札幌地域のみならず全国から多くのアクセスを集め支持される人物、その名も『じゃんぽけ』さん。

一般的に風俗の体験レポート記事は今後の風俗遊びの参考にしたいと男性諸氏からは人気が集まる傾向にあるが、風俗嬢の多くからは、その『批判的内容』から嫌われる傾向にある。

しかし、じゃんぽけさんは風俗客のみならず多くの風俗嬢からも一目置かれ、支持される存在となっていた。

『なぜ彼のブログはそこまで求心力のあるものになっていったのか?』その秘密を探るためにボクは、遠く離れた札幌までやってきたのである。


翌日4月1日の夕刻、場所はすすきの交番前、メガネを掛けたとても優しい印象の青年に声をかけられた。

一見すると浅井企画のお笑いコンビ『ずん』の飯尾和樹によく似ていて好感度も高い。

ボクらは近くの鳥料理の居酒屋でお酒を飲みながら、お話を聞くことにした。


--じゃんぽけさんのお歳はおいくつになられるんですか?

「すみません。年齢は非公表ということでお願いしてるんです。(笑)」


--非公表ですか!? なんかいきなり神秘のベールに包まれてしまいましたね。(苦笑)

じゃんぽけさんを紹介する肩書は、風俗客の立場で記事を書くブロガーというのが一番適切なんでしょうか?

「そうですね。完全に客の立場であって、風俗業界側の人ではありません。」


--とても人気のあるブログを書いておられるわけですけど、そもそも始められたきっかけは何だったのですか?

「私はある時期に関東に住んでいたんですが、元々は札幌の人間なんです。

関東から札幌に帰ってきたのはいいけど友達もいないし、時間も余ってる状態でヒマだったんです。

それで『ブログをやってみたいな』と思ったんです。

題材選びの時に自分の好きなジャンルとして、『サッカー』『競馬』が浮かんだんですけど、あまり長続きしそうにないなと思ったんですよ。

一方で、私はあまり記憶力のない人間で、風俗に行った時に毎回同じような失敗をしてしまうんです。

備忘録代わりに風俗の体験談を書けば、二度と失敗することはないんじゃないかと思って、それで今のブログを始めたんです。」


--じゃあ、自分へのメモのためだったわけですか。

「最初はそうですね。」


--面白いものですね。

最初は自分自身のためだったものが、これだけ多くの人がプログを読むために集まってきて、支持されるようになっていくなんて。

「始めた当時は1ヶ月に1人とか2人とかしか見に来てくれない状態だったものが、今やけっこうな数の方々に見ていただくようになって、『自分でも自分じゃない感じ』になっちゃってますね。

まるで他人事です。」


--始められてどれくらいになるのですか?

「この前4周年を迎えることができて、5年目に入りました。」


--まだ5年目なんですか? さっきまである女性を取材してたのですが、このあとじゃんぽけさんと会うって言ったら、『私が風俗始めた頃(10年近く前)からブログあったんじゃないか』なんて言ってましたよ。

たぶん、じゃんぽけさんっていう人の幻想が、もっとかなり大きいものになってるような気がしますね。

「読者の皆さんと接する機会がないからかもしれませんね。

私自身が読者の方となるべく接点を持たないようにしているというのもあるんです。

いつ誰かに刺されるかわかりませんから。(笑) 

だから私がどういうイメージを持たれているのかも、私自身でもわからないですね。」


--多くの方がじゃんぽけさんのブログを支持していますけど、なぜこれだけ多くの方に支持されているのか、ご自身ではどう分析されていますか?

「基本的なところは、皆さんがやらないことを私がやっている点ですね。

そこを皆さんに面白がられているんだというところが原点だと思います。

『あいつのブログを読むと役に立つ』というよりは、『面白い』という方向に私の軸足が向いている。

でも最初は全然そんなこと無くて、たまにつくコメントで『面白いですね』なんて書かれると、カチンときていたんですよ。(笑)

『私が(風俗遊びでハズレを引いてしまって)こんなにつらい思いをしてブログを書いているのに、なんで面白いんだろう』

って疑問を感じていましたね。

でも当初から、私が評価を低くつけた体験談をアップすると、アクセス数が上がって『おもしろい』というコメントがいっぱいついてたんですね。

それが納得できなくて...(苦笑) それが嫌で地雷の体験談を上げない時期もあったほどなんです。

でもそれが私のブログが支持されている点だと思ったので、今は紹介したいと思うお店と地雷を引いちゃった体験を、半々くらいの割合で載せています。

でも現在に至って自分自身でも、何が面白いのかイマイチよくわかってないんですよね。

自分で面白いと思って書いたポイントと、読者が面白がっているポイントがずれてたりして...。

未だに笑いのポイントがわからない...。」

 

【YOUは何しに風俗へシリーズ】
じゃんぽけ編第1回>>

じゃんぽけ編第2回>>
じゃんぽけ編第3回>>


 


じゃんぽけさんブログ
すすきのから愛とアレを込めて

 

この記事の著者:吉岡優一郎

1964年2月23日生まれ ノンフィクション作家。PHPプログラマー。1996年より20年にわたり風俗業界に関わっている。
風俗情報ネットラジオ番組『フーゾクリンクラジオ』を2002年にスタート。
その縁でインターネットラジオ局『レディオ与一』『淫らなラジオ 淫らじ』を設立し、両局で局長を務める。
著書に『風俗嬢のホンネ』『もっと風俗嬢のホンネ』『風俗嬢たちのリアル』『ベテラン風俗ライターが明かすフーゾク業界のぶっちゃけ話』『ワケありな風俗嬢たち』(いずれも彩図社)がある。
ミリオン出版『俺の旅』、Webマガジン『FenixZine』などで連載記事を執筆中。
おもにインタビュアーとして活躍の傍ら、体験取材や旅行記、風俗店アドバイザーとしても実績がある。
 

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