ZOKU報風俗業界のあらゆる事象をニュースでお届け!
ZOKU報

待機室で見えた女性の人間模様 第1章

2018年11月05日 13:24
現役風俗嬢、企画単体AV女優の佐々木みいなです。

私が在籍を置いている店舗は『個室待機』というスタイルの待機方法になっています。 (女性がそれぞれに与えられた個室に入りお仕事にお呼ばれするのを待つという待機方法です。)

風俗店の待機スタイルには、大きく2つ、集団待機(ひとつの部屋に女性を集団で待機させる形)と、私が在籍している店舗のような個室待機があります。
今回は、この集団待機を経験した際、個室待機では感じとれなかったであろう女性の人間模様について、お届けしたいと思います。

■第1章 私が感じた集団待機の恐ろしさ

私が最初に入った風俗店は『集団待機』スタイルでした。
なんせ、初めての風俗のお仕事ということもあり、同室にいる女性と話さなきゃいけない…!と、方向違いの気配りをきかせ、風俗業界ではご法度とされている風俗嬢同士の会話をしていたのです…。

当時から人を笑わせること=心を開いてもらうという術を身につけていたので、ワイワイと女子校のようにしていました。このことを不快に感じる女性もいた、というのも今になっては分かります。

その不快に感じていた(だろう)女性に、私が言ってもいない、
「みいなさんが、スタッフの悪口を他の女性に吹き込んでいました」
と、どうやらスタッフに話したらしいということを、直接、受付スタッフから詰め寄られたのです。

もちろん「そんなこと、言ってません!」と主張しましたが、その時は閑散期と言われる2月ということもあり、待機室でベラベラ喋ってる中心的なオンナはもういいタイミングで排除すべきだと、店舗のスタッフが決断したことも今なら頷けます。

なぜなら、きたる新年度に向けて新しく女性も増えるという時期に「人を染めてしまう」オンナを切るという決断には、本当に良いタイミングだったからです。
帰り道、シクシクと泣きながら帰ったことをよく憶えています…。

スタッフには私よりもあの女の子の言っていることが正しいと決められたようで、「要らない人材」と判断された事実と、あの女の子に「あんなウゼエ女、いなくなればいいのに」と思われていたことに、自分がまったく気付かなかった鈍感さに、心底、自分自身がキライになったものです…。

でも、今考えれば風俗デビューしたばかりの私は、何も知らなかったのです。

集団待機ですべき行動と、いるべき場所、そして、いちばんに『同じ部屋にいる女性とお話してはいけない』ということに、泣くほど悔しく情けない思いをして、ようやく気付けました。

いま、私は『いちごナビ』という風俗女性求人媒体でのライターもしています。
ここで寄せられたアンケートをズラッと読んで、自分なりにそこで感じたことをまとめて文字に起こしていますが、いちごナビのアンケートの中でも『待機室』という言葉が何度も出てくるのです。

風俗は完全歩合制で、行けば当たり前に時給が発生するお仕事ではありません。

集団待機は、壁際で無言で本に目を落としているように見えても(あの子ずっと仕事行ってるな…)と仕事についていない女性にとっては、仕事に行っている女性に対して燃えたぎる嫉妬心が産まれることは必然なのだということも、私は泣いて、泣いて、初めて理解したのです。

-第2章へ続く-

この記事の著者:佐々木みいな

前職は音楽業界の現役風俗嬢、企画単体AV女優。
風俗客特有の、会社も家庭も何も背負っていない裸の付き合いができる、この業界の面白さに身を委ね20年。
山手線沿線全駅制覇、風俗業界全カテゴリ(ピンサロ、ヘルス、SMクラブ、痴女店、ソープ等々)全制覇。
総接客人数は約25,000人に上る。
現在、都内のホテルヘルス店舗、AVプロダクションに在籍しながら、作家を目指し奮闘中。
 

 風俗嬢の隠された本音のオススメ記事一覧

ページトップ